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2007年8月30日世界的に活躍されていたビアライター、マイケルジャクソンさんがロンドンの自宅で亡くなられました。
マイケルジャクソンさんは多くのすばらしいビールを世界に紹介し、世界のビールシーンに影響を与え、多くのビールファンを作ってきました。 ビアルネッサンスやそれに伴うマイクロブームや今のアメリカのベルジャンブームの大きな功労者でもあります。
また、ウィスキーの世界でもマイケルジャクソンさん偉大な業績を残されました。
Beer Line Todyでは彼の功績を讃え、彼の想い出や彼への感謝を掲載して行きたいと思います。
このページは10月末までの期間限定で掲載いたします。
マイケルジャクソンさんへ贈る言葉をmjtribute@beerlinetoday.netまでメールをお送りください。
現在の掲載は
藤浦の言葉、
にんかし☆さんの言葉、
藤原ヒロユキさんの言葉、
田村功さんの言葉
です。
マイケルジャクソンさんに初めて会ったのは、ムック本で仕事をもらって彼にインタビューをした時です。小西酒造さんの企画で当時名古屋にあったグランプラスというブルーパブで講演会を行ってその後に少しだけ時間とれるということで名古屋に行きました。ウイスキーの本は100点満点なのに、なぜビールの本は5段階なのか、とか記事とは関係のない事もいろいろ聞いたり、けっこう長い時間つきあってくださった記憶があります。そのときたまたまCAMRAのTシャツを着て行った私は逆にインタービューをされ、何かと思ったら何ヶ月後のCAMRAの機関誌の彼のページに私の写真が載ってました。
その後も日本ではジャパンビアカップのジャッジやウィスキーマガジンライブでお会いしましたが、じつに気さくな方で、こちらが気づかない時でも、マイケルさんから声をかけてくさだる事もありました。
彼は最近でもデンバーのGABFで1年おきくらいには会場で会う機会がありました。あの会場では彼に気づく多くの人が一緒に写真を撮りたがりますが、彼はそんな面倒な事もいつもいやがらずにそれに答えていました。
やはり、印象的な事と言えば、どんな時もビールを飲む時に常にメモをつけていたこと。ジャーナリストとしての仕事にとても忠実な方でした。
マイケルジャクソンさんには多くの偉大な業績を残してくれました。その遺産は次の世代に引き継がれ、いつまでに生き続ける事でしょう。
ご冥福をお祈りいたします。
藤浦一理
Beer Line Today
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マイケルジャクソンさんには10年ほど前にお会いしました。
貴重な思い出としては一緒にビアジャッジをさせていただいた事。
ビアジャッジをしながら、更に自分の帳面にメモを取り、更に、その合間に会場の女性達の写真を熱心に撮っていらっしゃいました・・・。
パーティーの席で、一緒に写真を撮ってください!とお願いしたら、突然、ギューギューとハグハグされて、(うれしさで?)悲鳴を上げるワタシを見ながら、マイケルさんは「うほほ、うほほ・・」と笑うばかり。
な、なんだったのでしょう?(確と不思議ちゃんパワーうけとりましたぞ−−;)本当に愛すべき楽しいキャラクターでした。
しかしながら、ビールについてはあの方から学ぶ事は本当に沢山ありました。どんなに醸造所巡りやビールの種類を飲んだ数を競ってみても、誰もあの方は超えられないでしょう。 謹んでご冥福をお祈りいたします。
にんかし☆
BEER-BAR Ninkasi☆
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マイケル・ジャクソン氏と最後にお目にかかったのは去年、ロンドンのホワイトホースというパブの2階でおこなわれたGBBFの前夜祭でした。たしかにちょっと老けられた感じはしましたが、1年後に他界なさるほどといった印象ではなかったです。
マイケル・ジャクソン氏が、以前来日されたとき「ブルワーは、醸造に関してわからないことがあったり、失敗したときはその原因がなんだったのかを他のブルワーに質問するべきです。そして、質問を受けたブルワーは正しい方法や失敗の回避の方法を教えるべきです。そんなことをすると大切な企業秘密が流出すると考える人もいるでしょうが、不出来なビールが出回りビール全体の評判が悪くなることのほうが問題です。ビール全体のイメージをよくすることが大切です」といった内容のスピーチをなさったのが印象的でした。ビール全体を本当に愛している方なんだなぁと感じました。
ご冥福をお祈りします。
藤原ヒロユキ
藤原ヒロユキ日記
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シャイで寡黙な言葉の魔術師、
マイケル・ジャクソンさん、安らかに!
僕が師として敬っているマイケル・ジャクソンさんが、こんなに早く逝ってしまうとは、夢にも考えませんでした。本当に驚きました。
「師」とは申しても、僕がマイケル・ジャクソンさんから直接に薫陶を受けたことは一度もなく、もっぱら彼の著書を通して指導を受けたにすぎません。もちろん、何度もお会いしており、食事をご一緒させていただいたこともありますが、残念ながらビールの話を交わした記憶はまったくないのです。
たぶん彼の前では畏縮してしまい、僕の方からビールを話題にするのを避けていたのではないかと思います。そのうえマイケル・ジャクソンさんご自身が非常に寡黙な方でしたから、僕がなにを聞いてもほとんど「イエス」か「ノー」だけでしか答えてもらえず、会話が思うように弾まずに困ったことが何度もありました。
その一方、とても人懐っこい方でもありました。ワールド・ビアカップの審査会場でもよくお目にかかりましたが、僕が気付く前に彼の方から近付いてきてくださり、ヒゲに隠れて見えない口元をほころばせながら声を掛けてくれることもよくありました。それ以上に会話が発展することがないのですが、僕にとってはただ声を掛けてもらえるだけで嬉しく、忘れられていないことにホッと安堵したものです。
マイケル・ジャクソンさんは、実はとても恥ずかしがり屋だったのではないかと思います。日本地ビール協会が招いて講演をお願いしたときに僕がアテンドさせてもらいましたが、そのとき彼から大きなグラスに入れたビールをふたつ用意して演台に載せておいて欲しいと頼まれました。少し酔わないと人前では話せないほどシャイな人でした。
ビールについて、僕がマイケル・ジャクソンさんから学んだことはたくさんあります。そのひとつは、ビールのアロマやフレーバーをひとつひとつ的確な言葉で言い表しながらビール全体のキャラクターを浮き彫りにし、結果として「そのビールを飲んでみたい」と思わせる技術です。
「コク」とか「キレ」のような言葉しか使わなかったビールの世界に、「シャーベットのような」とか「オレンジのような」とか「リコリスのような」という言葉を導入したのは、たぶん彼が初めてでしょう。
僕はコピーライターなので、イメージを膨らませる言葉を駆使してビールを評論する彼の手法にとても刺激されました。そして、僕がビールの世界に飛び込んだのも、マイケル・ジャクソンさん独特の文章術に憧れたからにほかなりません。そういう意味でも、彼は僕の恩師でした。
心からご冥福をお祈りいたします。
田村 功
田村功が薦めるベルギービール
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